グインサーガ・モンスター(生物)図鑑

image 名前 生息地 コメント
イド ノスフェラス 今更、説明の必要がないくらいグインの世界では有名な生物。
アメーバ状なので、スライムの巨大化したものと考えれば、かなり近い線であろうと思われます。
現在、バッタバッタと敵モンスターをやっつけまくっている主役のグインが、唯一(というと言い過ぎですが)てこずったモンスターです。
クラーケン ノルン海 わたしの中で、クラーケンのイメージというのは、このイラストイメージで固定されてしまっています。
エッセイにも書いた、「傭兵騎士団」会誌「アムネリス」の記事に載ったイラスト「破綻した火星人」です。
蛸壺に入って登場したという「ク・スルフ」と名乗る怪異生物も、蛸壺という表現で、このクラーケンに結びついてしまいました。
こんなヤツに説教されても恐くないんだけどなぁ。
ちなみに、元図では、キセルをくわえ、はちまきをしめてました。
大口 
(ビッグ・マウス)
ノスフェラス
(ケス河)
とにかく、大きな口が特徴です。ジョーズなんてかわいいものではなく、とにかくクチビルお化けともいえるほど口しかありません。しかも、こいつに食べられてしまった場合、咀嚼する器官が奥のほうにあるので、小柄な人間などは一飲みされたあと、その巨大な唇の間にはさまって、しばらくかまれることなくホッとしたのもつかの間、本当の口でバリバリと食われるという2重の苦しみを味わうことになることでしょう。もっとも、ビッグマウス本人は、一粒で2度おいしいと思ってるかもしれません。
砂虫
(サンドワーム)
ノスフェラス イシュトヴァーンが、リンダの策略で食べさせられた砂ヒルというものもいるようですが、ほぼ同じ生物だと思います。
イシュトヴァーンは、この虫が嫌いなので、矢の先にこいつを巻き付けて射掛ければ、あるいはゴーラ軍の進軍を停めることができるかもしれません。もっとも、巨大なものは人間3人分という大きさなので、矢につけられるのは幼生ぐらいの大きさのものくらいですが..
怖れをしらぬイシュトもナメクジやヒルには少々弱いと本文の記述にはあります。
シレーヌ ランタン谷 シルヴィアをホータンで救い出せなかったグインの前に現れた人間の上半身と巨木の下半身を持った樹怪です。
短編「樹怪」に現れたのですが、この短編の中に「ザザ」に酷似したブラギドゥーラという大烏も登場し、しかも外伝14巻以降の冒険についても言及してる記述があります。
グインの呪文により、正体を現すのですが、実は、こいつも蛸なんです。やっぱりクラーケンの一種かなぁ?
名前の由来は、巨乳のデーモン:シレーヌ(inデビルマン)を意識してるとおもいます。